2月14日のバレンタインデーに、いよいよ「同性婚訴訟」が始まる。
日本では、現在、同性カップルが結婚したいと思っても、結婚することができない。この現状に対して、憲法で守られるべき「婚姻の自由」や「法の下の平等」という原則に反するとして、13組の同性カップルが、札幌、東京、名古屋、大阪の4か所の地裁で、2月14日に国を相手取って一斉に提訴する。
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この訴訟、最高裁まで行く場合、少なくとも4〜5年はかかるだろうとみられているが、この長期戦に挑んでいくに際し、この訴訟を応援する団体として、一般社団法人「Marriage For All Japan - 結婚の自由をすべての人に」がすでに設立されており、2月14日の提訴の夜には東京・大阪・札幌で、応援イベントを主催する。
また、署名サイト「change.org」では提訴に向けて、署名キャンペーンが始まっており、すでに約13,000筆以上が集まっている。こちらは、裁判所に提出するという。
世界では、2019年から可能になったオーストリアを含め、2019年1月現在、25か国で同性間の婚姻が認められている。日本がここに名前を連ねる日がいつ来るのか。来るべき「同性婚合法化」に向けて、この訴訟は大きな意味を持ち、その動向は要注目である。
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