劇団うりんこは児童向けの劇団として1973年に旗揚げされ、以来、名古屋を拠点に学校公演を中心に活動している。2017年の夏に、その劇団うりんこのアトリエ公演として名古屋で上演され、好評を博した『わたしとわたし、ぼくとぼく』が、東京で再演される。

この作品の作・演出を手掛けたのは、関根信一さん。ゲイであることをカミングアウトして1992年から活動している劇団フライングステージを主宰している。

劇作家、演出家として、四半世紀にわたって現代日本のゲイの姿をリアルに描き続けてきた関根さんが、劇団うりんこのために書き下ろしたのが『わたしとわたし、ぼくとぼく』。1997年の小学5年生の、男の子が好きになった男の子と、大人になりたくない女の子の物語。子供はもちろん、昔は子供だった大人にもぜひ見てもらいたい秀作である。

■劇団うりんこ『わたしとわたし、ぼくとぼく』東京公演

[作・演出]関根信一
[出演]下出祐子、にいみひでお、宮腰裕貴、鷲見裕美、山内まどか、児玉しし丸、栗本彩、村上綾菜
[日時]
 1月24日(木)15:00~ *
         19:00~ 
 1月25日(金)15:00~ *
 1月26日(土)11:00~
        15:00~
 1月27日(日)11:00~
        15:00~ *
 ※「*」印の回はアフタートークあり。

[会場]こまばアゴラ劇場(目黒区駒場1-11-13)
    http://www.komaba-agora.com/play/6529

[チケット]
 一般:前売 2,500円/当日 3,000円
 U-25:前売 2,000円/当日 2,500円

★劇団うりんこ公式ホームページ:http://www.urinko.jp
★アフタートークのゲスト
 1月24日(木)15時開演 砂川秀樹さん(文化人類学者)
 1月25日(金)15時開演 平良愛香さん(日本キリスト教団川和教会牧師)
 1月27日(日)15時開演 松岡宗嗣さん(一般社団法人fair代表理事)