出前授業経験者の方、学校の先生方、こんな悩みを抱えていませんか?
# 変な話をされないか心配…
# 講師にまかせとけばいいよね
# 打ち合わせって必要?
# 謝礼が用意できないんだけど…
# そもそも誰に頼んだらいいの?
# ぶっちゃけ何を話せばいいの?
# 子どもの発言に結構傷つく
# 先生の発言にも結構傷つく、割と毎回
# 発達段階って何?
# 子どもに通じる言葉って何?
# 要求レベル高すぎるんですけど
ここ数年、セクシュアルマイノリティ当事者や支援団体など(まとめて、学外協力者といいます)が、学校で出前授業を行う機会が増えてきました。しかし、その進め方については情報共有の場が少ないのが現状で、トラブルや悩みがあってもそれを解決する糸口も、なかなか見つけられませんでした。
例えば、マイノリティが直面する困難さについてリアルな話を子どもたちに聞かせたいという目的で当事者スピーカーによる出前授業が行われることがあります。しかし、講師のプライバシーが守られなかったり、講師に対する差別的発言がされたりするといったトラブルが生じています。また、学校側でも、当事者スピーカーに講話を依頼したものの、効果的な講話がなされず、学校側が期待した内容ではなかったというケースもあります。さらに、そもそも誰に何を頼めばいいのか分からないといった悩みもあります。
そこで、子ども・教員・保護者・学校に関わろうとする大人達が多様性の理解を深めるための取組みをどのように進めていくべきか、学外協力者と学校がどのように連携していく方法があるのかについて、例を示しながら探っていきます。
具体的には、教育委員会 指導主事の立場から、当事者団体や支援団体との連携の方法について提案します。また、学校で出前授業を行ってきた講師の立場から、学校と学外協力者との連携の仕方、学校との交渉で押さえるべき点や、学校との認識の違いについてなど、示してもらいます。
シンポジウムの後半では、会場からのアンケートをもとに、登壇者の方からお話を伺います。
これから、性の多様性の授業に取り組みたいと考えている学校関係者だけでなく、出前授業を実際に行っている講師の方々にも、ぜひ一緒に考えていただきたいです。また、教育や子どもに関心のある方の参加も大歓迎です。
一緒に考えてみませんか?ぜひ、ご参加ください。
<シンポジウム登壇者>
●松尾 真治 氏:倉敷市教育委員会 人権教育推進室。平成30年度人権啓発資料法務大臣表彰を受賞した「人権教育実践資料3 性の多様性を認め合う児童生徒の育成Ⅱ」の作成に関わる。
●中島 潤 氏:関東圏を中心に学校現場等での発信活動をしている。
<パネルディスカッション>
●松尾 真治 氏。
●中島 潤 氏。
●ながみつ まき 氏。多様性を目指す教員の会・世話人、小学校教諭。
●(司会) 佐々木 掌子 氏。明治大学 文学部心理社会学科 臨床心理学専攻 准教授。臨床心理士・公認心理師。
イベント名 | 教えてチウ先生!出前授業のホントのところ ~学校現場と当事者団体のより良い連携の方法~ |
開催日時 | 4月29日(月・休) 13:00-16:00 |
参加費 | 500円 |
定員 | 80人 |
対象 | セクシュアリティ制限無し |
参加方法 | 事前申込必須 |
会場 |
明治大学 駿河台キャンパス アカデミーコモン
東京都 千代田区神田駿河台 1丁目1 |
主催 | 多様性を目指す教員の会 |