一行は青森市街を行進し、再び駅前広場に戻ってきて、閉会の集会が行われました。

トランスフラッグを持って閉会の挨拶をする宇佐美さん(写真提供/三橋順子)。

「前回は173人、今回は208人でこの青森を歩きました。皆様のおかげです」と岡田さんが参加者数を発表した後、宇佐美さんから閉会の挨拶がありました。

「私は閉会の挨拶をトランスフラッグを持ってしたいと思っています。いろいろな苦しい状況の人は、何かあればターゲットにされるということが起こりやすいです。その象徴みたいに、トランスジェンダーの人たちがターゲットになることが起きてきました。今も起きています。みんなと共に戦うことをここに表明し、また来年も会えるように頑張りましょう。2019年、青森レインボーパレード。お疲れ様でした」

最後は、共同代表のツッキーさんが締めくくりました。
「皆さんのおかげで、第6回、やってよかったですよね。ありがとうございます。青森の街に、こんなに虹色の旗が、ね、わーって、はためいているの見て、本当に嬉しかった。みんな、来年もやってくれますか? せば、来年もここ、青森駅前広場でお会いましょう」

その後に開催されたアフターパーティーでは、美味しい青森の食材によるおもてなしと、若いパフォーマーたちのダンスが繰り広げられました。10代〜20代の若者も多く参加していて、次世代にバトンが引き継がれつつあるのを微笑ましく感じました。

「ARP After Party」のフライヤー。

アフターパーティーでのパフォーマンス。写真上からKONKAI、MOB、So What。

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