最近も、このまま一人で死ぬのかなと思ってめそめそ泣いていた私が、いろいろ試してみて、あんまりお金が掛からず、かなり「社会との繋がり」を感じる度合いが高い行動を、5つ紹介したいと思います。これを実践してみたら、もうこれ以上「自分探し」や「ロールモデル探し」をしなくても良くなるかもしれません。そうだったらいいなー。

(1)コンビニやスーパーのレジの人の目を見て支払いをする。外食したらお会計の時に「ごちそうさまでした」って言う。
うっかりすると連休中に接触する唯一の人間だったりするので、この出会いを大切にしよう、この人は大切にしよう、って思っています。

(2)大好きなお菓子や食品などの製造元のお問い合わせ窓口、好きな作家さんや、版元にファンメールする。
私は、一応小規模なメーカーみたいなところで仕事しているのですが、「この商品好き!」「これからも作り続けて!」っていう消費者からの声は、まっっったく届きません。8年間勤めて2件だけです。一方で、「返品したい」とか「不具合がある」とか「なんでこういうものを作ってくれないんだ」という声は、毎日のように、ひっきりなしに届きます。
今持っている教科書とか絵本とかアイスとか缶詰とか、なんでもいいんです。本の最後のページとか商品の裏とかに書いてあるお問い合わせの窓口に、「これ好きです。」だけで良いので送ってください。おねがいします。

(3)生の人間を見ることを大事にする。
最近は、ぼーっとしてるとSNSとかで見たことも会ったこともない人たちのことばかり気にして時間が過ぎてしまいます。スポーツ観戦でも、音楽ライブでも、演劇でも寄席でも良いので、生身の人間を感じるようにしています。思ってたより声が低いなとか、こんなにファンが居るんだとか、私こんなに影響されやすいんだとか、現場に行くとわかることがたくさんあります。スタンディングデモに参加しても良いし、よさこい祭りとか演劇の無料招待券とかフェンシングの大会とか、無料で観れる機会は意外とあるのです。

残り2つは、限られた人にしかできないけれど、もしチャンスがあるならものすごい効果があるので、迷うことなく、行動してほしいです。

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